開発部だより 第35回
12月中旬、いよいよ「Adobe CS4 日本語版」が発売されます。コンセプトは「最高傑作へのショートカット」だそうな。「よいモノを簡単に」ということのようですが、さてどんなものでしょうか。
まずPhotoshopやIllustratorですが、あまり大きな機能の追加はなさそうですね。
今回のバージョンアップは、使い込んでいる人なら重宝する、「かゆいところに手が届く」といった感じでしょうか。まぁ、以前からほぼ完成されてしまっているソフトなので、しょうがない部分はあります。バージョンアップを繰り返すうちに、両ソフトとも非常に重くなってしまったので、これからは「軽くて安定」を目指したほうがウリになりそうな気がします。
さて、次は開発部でもっとも多く使われているソフト、Flashです。突然ですが、現行のFlash CS3、うちの開発部ではあまり使われていません(笑)というのも、クライアントの都合でいまだにFlash 8以上とかの制限がつく場合が多いのです。
中にはFlash 6以上(!)なんてときもあります。当然CS3で作って古いバージョンで書き出してもよいのですが、とにかくCS3のもっさりした動作が我慢できずに、いまだにFlash 8で作ってます。この部分はCS4では改善されててほしい部分ですね。新機能としては、アニメーションやモーション関連の機能が非常に強化された印象を持ちました。
3D対応もトピックですが、「インバースキネマティック」が特に面白そうです。人体モデルを使ったアニメーションが思い浮かびますが、他にもアイデア次第でいろいろ遊べそうですね。他にも縦書きがサポートされていたり、ダイナミックテキストにアンチエイリアスがかけられたりと、地味ながらうれしい機能も追加されています。
発売まで、あと半月あまり。早く触ってみたいですね
